起業するなら
渋谷のバーチャルオフィスを利用すべき5つの理由

「バーチャルオフィスは東京の住所で会社を設立できるのがメリット!」

そんな風に語るWEBメディアは多くありますが、単に「東京都」というぼんやりしたイメージで考えていませんか?

バーチャルオフィスは東京や大阪の大都市圏だけでなく、北海道から長崎・沖縄まで全国にありますが、ずばりオススメしたいのは「渋谷」です。

バーチャルオフィスなんだからどこでもいいのではないかと思われるかもしれませんが、実は渋谷という場所だからこそのバーチャルオフィスの利用メリットがあります。

今回はバーチャルオフィスを利用するなら渋谷にすべき理由を5つご紹介します。

【理由1】渋谷はバーチャルオフィスの数が多い!

バーチャルオフィスを渋谷にするメリットとして「バーチャルオフィスの数が多い」というのが一番のポイントになるでしょう。

実際、バーチャルオフィスを検索できるポータルサイトを確認すると、渋谷のバーチャルオフィスの数は以下のようになっています。

バーチャルオフィスのオフィスナビ 38件
レンタルオフィス検索 32件(原宿、明治神宮前エリア含む)
レンタルオフィス.com 35件(恵比寿エリア含む)
レンタルオフィスIndex 29件
平均 約33件

対する別のエリアですが、新宿、池袋、東京(丸の内エリア)、品川というビジネスエリアの平均をご覧ください。

新宿駅 平均31件
池袋駅 平均28件
東京駅 平均26件
品川駅 平均12件

新宿は東京都庁があることもあり他エリアと比べてバーチャルオフィスの数は多めです。ただ他のビジネスエリアも増加傾向にありますが渋谷のバーチャルオフィスの数が多いのがお分かりいただけると思います。

「数が多い」ということは競争の原理が働きやすいということです。つまりサービスの質や価格設定が他エリアより顧客有利になるため、渋谷でバーチャルオフィスを選ぶのは大きなメリットなのです。

【理由2】高い賃料の渋谷で安価に住所を持てる!

渋谷でバーチャルオフィスを選ぶメリットの2つ目は「渋谷というブランドの住所を安く取得できる」ということです。

住所ブランドのメリットを語れば同じことが言えるエリアはありますが、「渋谷」という住所には起業する人だからこそのメリットがあります。

それはまた後ほど解説させていただきますが、まずは渋谷のオフィス賃料の相場を見てみましょう

アットホーム
※築30年以内、駅徒歩10分以内、25㎡以内で確認
最安賃料(月額) 約16万9000円
最高賃料(月額) 約32万5000円
LIFULL HOME’S
※築30年以内、駅徒歩10分以内、25㎡以内で確認
最安賃料(月額) 約11万円
最高賃料(月額) 17万5000円
オフィスナビ
※10坪以下にて確認最安賃料(月額)
最安賃料(月額)
最高賃料(月額) 27万5000円

築年数や駅からの距離、広さによって賃料が違いますが、どちらにしても渋谷にオフィスを構えると最低10万円以上の月額賃料が必要です。

これに対しバーチャルオフィスは、安いと数千円、高くても月額2万円以内で利用できることが多いです。

ビジネスにおいて会社の住所というのは取引先相手として見られる際の一つの基準です。東京都ということだけでなく、渋谷という住所を安く利用できるに越したことはありません。

あなたのビジネスがwebビジネスで全国、グローバルに海外へとBtoC、BtoBと展開を予定している場合、全国区、世界的に知られた住所は事業の信頼になります。「渋谷」「shibuya」は世界で通用する住所です。

【理由3】100年に一度と言われる渋谷の再開発!

渋谷ヒカリエが話題になったのは2012年のこと。

それ以来、渋谷の再開発事情は常に話題になっています。

100年に一度と言われるほど注目を集める渋谷の再開発ですが、直近の再開発事情を見てみましょう。

  • ●2018年9月13日:大規模複合施設「渋谷ストリーム」完成
  • ●2019年3月:「渋谷ソラスタ」完成
  • ●2019年秋:「渋谷フクラス」完成
  • ●2019年11月:「渋谷スクランブルスクエア」東棟完成
  • ●2019年11月:「渋谷PARCO」リニューアルオープン
  • ●2020年7月:「MIYASHITA PARK」完成
  • ●2023年:「渋谷駅桜丘口地区再開発事業」完了予定

東急電鉄が主体とした再開発で2000年の渋谷マークシティの開発から、ここ数年で複合施設が次々に完成しています。

渋谷は大企業が入居する大型ビルが少なく、大企業が撤退し続けていた渋谷において、今まさに再開発が人の流れを蘇らせる呼び水となっています。

人が多くなればやはり企業も集まりますから、1章や2章でご紹介したメリットがより強くなると言えます。

これからますますビジネス色が強くなる渋谷で、今からでもバーチャルオフィスの利用を検討し始めても決して早すぎることはないでしょう。

【理由4】スタートアップやIT企業が多く仕事の機会が増える!

渋谷はかつてIT企業の聖地シリコンバレーになぞらえ「ビットバレー」と呼ばれ、IT企業が集まる街として有名でした。ただオフィス数の少なさや手狭さ、そしてリーマンショックや「若者の街」というイメージなど、様々な要因でIT企業の多くが六本木エリアへ移転。

かのGoogleが六本木ヒルズへ移転したことは業界でも話題になりました。

しかし渋谷の再開発をきっかけにGoogleは渋谷への再移転を決定。現在再び「IT企業の集積地」として、渋谷はスタートアップやIT企業の注目を集めているのです。

ここで東急電鉄の小林乙哉さんの論文を基に、国土交通省がまとめたスタートアップの企業数をランキングでご紹介します。

1位 渋谷 491
2位 青山・表参道 268
3位 恵比寿 192
4位 新宿 190
5位 六本木 174
6位 秋葉原・神田 155
7位 赤坂 112
8位 虎ノ門・新橋 102
9位 平河町・麹町 71
10位 日本橋室町 43

■参考:国土交通省「都市再生」の進展と今後の課題(http://www.mlit.go.jp/common/001273668.pdf#page=31

他のエリアと比べて渋谷のスタートアップ企業が圧倒的に多いことが分かります。

IT企業もDeNAやサイバーエージェント、LINE、mixiなど、私たちの身近な存在である大手企業が集結しており、まさにスタートアップとIT企業が融合する日本を代表するビジネス街になる可能性が非常に高いのです。

【理由5】企業ブランドとして渋谷が再注目されている!

さて前述までの総括になるかもしれませんが、渋谷に住所を置くということは今後「渋谷の会社」というステータスや企業ブランドを得ることに繋がるでしょう。

再開発事情も手伝い、渋谷は「若者の街」から「ビジネスの街」に変貌するとさえ言われています。

前述までのバーチャルオフィス需要の高さ、そしてスタートアップやIT企業の集積地となる見込みなどを考えると、人脈の開拓やビジネスチャンスの拡大に寄与する可能性に十分期待できます。

バーチャルオフィスの最大のメリットは、賃料坪単価を考えず自分の好きなエリアで会社登記ができること。すなわち、バーチャルオフィス利用料の差は都内のエリアでも月額数千円程度しか変わらないということです。それならば、都心の一等地、好きなエリアで起業すべきです。

もちろん契約前に月額プランの費用や無料サービスの範囲、会議室や電話代行などのオプション料金などどの様なサポート体制が整っているかをを見て、自分に都合の良い会社のサービスを選ぶ必要があります。

ただまずは、渋谷というエリアでバーチャルオフィスやレンタルオフィスの契約を検討しましょう。

オフィスや事務所住所を決めるというのはビジネスにおける第一歩です。

せっかくなら有名企業の集まる街で起業してみてはいかがでしょうか。


▼アントレサポートのバーチャルオフィス(渋谷)はこちら

執筆者情報

株式会社アントレサポート 鈴木■

創立23年のレンタルオフィスの会社を経営。
バーチャルオフィス・レンタルサロンなど、さまざまな事業展開をしている。

執筆日:2020年9月1日