渋谷区 鍋島松濤公園


大都会の渋谷。人がせわしなく行き交うイメージですが、

のんびりゆったりできる公園があるんです。

今日は、渋谷オフィスから歩いて5分くらいにある鍋島松濤公園をご紹介します(^^♪

鍋島松濤公園

鍋島松濤公園

「松濤」と言うと高級住宅街ですね。

はいっ!!本当に大きな素敵な豪邸がたくさん並んでおります!!

見るからに高級なお車も並んでおりますΣ(・ω・ノ)ノ

ごちゃごちゃ感はなく、道幅が広く、ゆったりしています。

どのような方がお住まいでいらっしゃるのでしょうか?

羨ましい・・・と、キョロキョロ高級住宅街を歩いていくと、都会のオアシスありました!



お昼時だったのでグラスワイン片手にピクニックをされているご婦人から、

お弁当を広げているOLさん、日光浴を楽しんでいらっしゃるおじさま、

遊具で遊んでいる子どもなどなどを眺めながら奥へ進んでいくと、

こんなにステキな風景が広がっています!!!

池の真ん中に風車があって、風情があります。

池は、湧水池で水が湧き出ています。今でも水が湧き出ているそうです!

カメが甲羅干しをしていてほっこり(*^^*)

よく手入れがされていて、春は桜、初夏は藤、秋はもみじの紅葉が楽しめます♪

松濤の歴史

松濤歴史

現在の松濤のあたりは、江戸時代は徳川御三家で吉宗を排出した紀州藩徳川家の下屋敷でした。

明治9年に、徳川家から旧佐賀藩主の鍋島家に松濤の地が払下げられ、

鍋島家は失業武士の救済目的で、「松濤園」という茶園の経営を開始します。

松濤園で生産されたお茶は、「松濤」と名づけられ、明治の東京市民に愛飲されていました。

明治18年に渋谷駅が開設され、明治23年になると東海道線が開通します。

静岡茶の流通が始まったため、茶園は廃業となり、茶畑は「鍋島農場」に変わります。

大正末期の頃から、松濤エリアの大部分を占めていた鍋島家の農場の分譲が始まり、

一帯は宅地化され、現在の高級住宅地へと発展していきます。


今では高級な建物が建ち並んでいますが、昔は茶園や農場だったなんて、ビックリです(@_@)

鍋島松濤公園

遊具の近くや池の周りにベンチもたくさんあるので、ランチタイムの休憩や、

仕事の合間の休憩にお出かけはいかがでしょうか?

仕切られた喫煙スペースもしっかりあります。

これから暖かくなるので、ぜひ!