バーチャルオフィスで起業したスタートアップ企業の新規法人口座開設は難しい！！と一般的に言われています。

信金、信組での新規法人口座開設では、バーチャルオフィスと言ったら断られ、言わないにしても信金、信組は営業マンの会社訪問が殆どあるので、その時点でほぼＮＧです。

銀行口座開設の一般論から実例を踏まえて、ここではバーチャルオフィスで銀行口座開設について探ってみましょう。

 

地銀、メガバンクも基本的には口座開設の申込受付は可能です。属性などにより法人口座開設が上手く行くケースもあれば、ダメな場合もあります。上手く行くケースとダメだったケースの違いは何なのでしょうか。

金融機関も明確にダメっだた理由を教えてくれないため、これだったら大丈夫というものは分かりません。起業時の銀行口座開設においては、実績の無い会社の口座開設だという事を念頭にお進め下さい。

その為、個人又は個人事業主として取引のある地銀、メガバンクがおススメです。個人取引で長年の信頼があれば法人口座開設が優位に進む可能性が高いです。住宅ローンを組んでいるなど何らかの取引がある金融機関であれば尚更です。

基本的に事業実績が無いスタートアップ企業は、社長様の属性が判断基準になると思われます。

弊社のバーチャルオフィスのスタートアップ企業のお客様からも法人口座開設の相談をよく受けます。

前記の内容を説明した上で住信SBIネット銀行、GMOあおぞら銀行、PayPay銀行、楽天銀行をお薦めしています。郵貯銀行は口座開設の申込書類が面倒で大変です。

レンタルオフィス、シェアオフィスで「銀行口座開設100％ＯＫ」「行員をご紹介します」など

表記しているところがありますが、100％などあり得ません！

社長様の属性によってはバーチャルオフィスでメガバンクの口座開設が出来ますが、100％保証などあり得ません。100％保証の会社は気を付けてください。

 

ある銀行の行員に聞いたことがあります。1度口座開設をしてしまうと銀行側からの解約は出来ないのが原則で入口を厳しくしているのが実情のようです。振込詐欺など口座を使った詐欺行為が多発しているので厳しくなっているようです。

 

住信SBIネット銀行、GMOあおぞら銀行、PayPay銀行、楽天銀行の口座開設申込の事例としてご紹介させて頂きます。弊社のお客様が前記の4行へ同時に口座開設の申込を行いました。

申込書作成の手間、必要書類で判断すると順番は次の通りです。住信SBIネット銀行、PayPay銀行、楽天銀行、GMOあおぞら銀行になります。印鑑証明書の原本を求められますが、PayPay銀行は不要です。申込書類の手間も各銀行により異なります。GMOあおぞら銀行は代表者の経歴書、事業内容などを記載する必要があります。ちょっと負担になります。住信SBIネット銀行、PayPay銀行は手順に従い進めていけば直ぐに申込書が完成します。

口座開設の結果のスピードで判断すると順番は次の通りです。住信SBIネット銀行、GMOあおぞら銀行、PayPay銀行、楽天銀行になります。住信SBIネット銀行は、郵送で申込書書類を送って2日で結果が届きました。楽天銀行は書類が届いてから1週間程度審査期間があるようです。また、GMOあおぞら銀行は条件さえあえばネットで申込が完結し、1日で結果が出てきます。

上記については、ある企業の一例に過ぎませんが、ネット銀行をお考えのお客様は参考にしてください。1行で開設出来れば残り3行も通る可能性が高いので、纏めて申込むのは止めた方が良いです。

ＧＭＯあおぞらネット銀行は、個人事業主、起業間も無い会社、バーチャルオフィス、住所貸し、

自宅開業などのお客様の口座開設に力を入れています。設立1年未満の起業家を対象としています。

「バーチャルオフィス、住所貸しのスタートアップ企業で新規口座開設を苦労しているお客様」の口座開設を率先して行っています。審査も緩そうです。他行でダメだったお客様はネットから申込んでください。

「バーチャルオフィスの企業でも問題無い！！申し込みもネットで完結、最短で1日で新規口座開設が可能です。」

今が新規口座開設のチャンスです。

先ずは、ネットバンクで口座開設をお薦めします。会社の事業が進んだ段階で信金や地銀、メガバンクなどの口座開設を行うのが良いと思います。取引実績を作ることで口座開設を容易にします。

是非、新規口座開設に苦戦した企業様は、この機会に口座開設を申し込んで見てください。

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